いろんなものはつながっている

旨いのか不味いのかよくわからない

最近、通勤電車で小説やエッセイを読んでいる。できれば技術書を読んで知識を深めたいのだがそれを読みたいんだから仕方ない。

今日は本棚の整理をしていたときにでてきた「あの空の下で」を読んだ。これはANAの機内誌、翼の王国に連載されているものをまとめた本だ。

飛行機自体は正直怖いのだが空港や飛行機にのってどこかに行く行為は大好きだ。自分はANA派であり、ANAの機内誌である翼の王国をすごく楽しみにしている。確か月間なので、行きと帰りが月をまたいだときなんかは、行きと帰りで違う号が読めて得した気分になる。

翼の王国のファンになるきっかけとなったのがお弁当の時間だが、最近は吉田修一氏のエッセイもお気に入り。こんなやわらかい内容から悪人のような物語まで書けてしまうなんてやっぱり小説家ってすごいなと思う。様々なひとの人格を表現できそれを物語にしてしまうなんて、すごい。

翼の王国で連載をまとめたこの本も帰りの電車で読むのにちょうどよく楽しかった。その中に、何気ない一文だけど、

ホテルの前にあったラーメン店で遅い昼食をとった。バカ高い値段のわりに、旨いのか不味いのか、よくわからないラーメン店で遅い昼食をとった。

というのがあった。これ、すごくわかる。おそらく、地方から東京にでてきた人はこういったことを感じる場面にであったことはあるんじゃないかな。テレビで見てきた東京にいざきて、なんかしてみたところ、それが自分が今まで体験してきたこととどう違うのか、いまいちわからない。もっとわかりやすい違いを期待していたのだが、違うといえばちがうんだろうけど、何が違うのかよくわからない。実は違わないかもしれないという感覚。違いを期待していたという感覚。

大学の手続きにきたとき、渋谷の喫茶店でコーヒーを飲んだことをよく覚えている。確かに渋谷にいるんだけど、何がどう今までと違っているのか感じているようでよくわからなかった。だいぶ昔のことだ。

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

スポンサード リンク

カテゴリー

スポンサード リンク