いろんなものはつながっている

冷泉氏の日本病への診断レポート

ishigaki_1JMMで配信されている冷泉氏の日本病への診断。とてもわかりやすい文章で的確に日本の現状を説明している。

正論すぎて、また自分自身のことをいわれているようでいたたまれなくなる。でも、手遅れだと思わずこの指摘を現実として直視してこれから行動していくしかない。

冷泉氏は日本病をいくつかの切り口から説明している。自分なりに理解するとざっくりいって日本病の原因は高コスト体質と無意味なヒエラルキーではないかと思う。

高コスト体質は、昔は価値を生み出していた技術や体制がすでに時代遅れになり、生み出す価値より維持するコストのが高くなっているということ。

無意味なヒエラルキーは、上司/部下の関係だけでなく、会社間(大企業/下請け)、地域間(東京/地方)にもが存在し、それらが行動を制限していること。また、コミュニケーションの手段である日本語(高コンテキスト/敬語)もヒエラルキーを助長している。

要は、発想や行動を制限している無意味なヒエラルキーを排除し、付加価値の高い活動をしていくしかないと主張している。

冷泉氏は付加価値の高い活動として金融は避けて通れないと指摘している。やっぱりなんだかんだいって、人、モノ、金がたくさん集まったところが強い。少数精鋭といっても人だけではできることが限られてくるのでやっぱりそこにお金が集まってこないと高い付加価値を得るのは難しい。

いままでの体制を大きく変えるには人々の考えが変わる必要があるが、そのためには教育は重要なファクター。冷泉氏は日本の教育システムにも警鐘を鳴らしている。

日本の中学、高校、大学の試験では試験範囲というものが定められているので、特に難関校の試験では基本的な知識やスキルを問うだけではみんな満点近くになって差がつかない。したがってマニアックな知識を問うようになる。結果、優秀は頭をマニアックな知識の暗記や受験テクニックの習得に使い続ける。

優秀な学生は高校や中学のときから最前線の論文に触れるべきだと冷泉氏は指摘している。他国の学生はそうしていると。

文系のことはわからないが、マニアックな知識の暗記に時間をさくことなく、早い段階から最前線の論文にふれることができるという環境は高専にあるのでは。高専の先生は博士号を取得した研究者の就職先のひとつにもなっており、大学での研究を見据えた指導が期待できる。受験テクニックの習得に時間をとられることなく数理系の学力をつけることができる。大学にいきたければ卒業後に大学に編入すればよい。

なんにしても、これからはタフにハードワークし続けないとしないといけていけない。

正直自分ひとりならなんとかなるが、ハードワークと家庭との両立ってのはなかなか難しい。もしかしたら両立は無理であり、両立を考えてはいけないかもしれない。

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