いろんなものはつながっている

文章力の基本

bunshoryou_1自分の伝えたいことを文章にするとなんだか冗長でわかりにくくなってしまうことにずっと悩んでいる。

時間をかけたにもかかわらず、文章や文脈がごちゃごちゃして余計にわかりにくくなっている場合が多々ある。

仕事では自分の意思や相手にやってほしいことを文章にする機会が多いので、自分の伝えたいことをわかりやすく文書にできるようになると、かなり仕事を効率化できるはずだ。

理科系の作文技術や文章表現400字からのレッスンを読んで確かに昔よりはマシになった。

でも、まだまだ、筆がなかなか進まず、書いてはみたもののなんかわかりにくくイライラすることが多い。

そんななか、最近、ここで阿部紘久氏を知り、氏の代表著書「文章力の基本」を読んでみた。

これがすごくわかりやすい。

例文に対し、どこが悪いのかを指摘し、どう改善すればよいかを解説してくれる。

一度にたくさん運ぼうとしない

たとえば、「一度にたくさん運ぼうとしない」というのある。

最近の中東情勢に促され、かつ、イスラームの国々は地球の温暖化や、日常生活にかかわりの深い産油国が多いことから、彼らの精神的支柱となっているイスラームについて、最大の教徒を持つインドネシアに在勤したよしみでとりまとめてみました。

という例文に対し、1文に多くの荷物(=事項)が含まれており、なんだか込み合った文章になってしまっている。
また指摘のなかで主題とは直接関係のない地球温暖化の話は省くともいっている。

内容がつながっていればつなぐ言葉は不要

統計学講習会が5月10日に本社で実施されることをうけ、受講希望者を募り20名を選んだ
→統計学講習会が5月10日に本社で実施される。その受講者を募り20名選んだ。

無意識にこういったつなぎことばいれちゃうよね。

必要な述語が欠落していないか?ひとつにまとまめちゃってないか?

これもやりがち。なんとなくで、言葉を並べてしまい、それをうける述語がない。ようは横着して書いているじゃないかな。言葉を省いたり、適切な言葉を選ばなかったり。

友達に連れて行ってもらった渋谷は、若者たち高層ビルお店など、小さな鉢に何十種類もの花をびっちり植えつけたような息苦しさを
→友達に連れて行ってもらった渋谷は、高層ビルやお店などが密集し、その間に若者たちも群れていて、小さな鉢に何十種類もの花をびっちり植えつけたような息苦しさを

感謝祭の日にアメリカ人の家庭に招かれ、行事の由来や特別な食べ物を一緒に経験させてもらった
←食べ物を経験??
→行事の由来を教えてもらい、特別な食べ物を一緒に食べた。

論理的に首尾一貫してる?

万引きを完璧になくすことは難しい。だからこそ、未然に防ぐことが必要になってくる。

読み流してしまいそうだけど、だからこそ、はおかしいよね。完璧になくすのは難しいといっているわけだし。
だからこそ、のあとは、例えば、万引きが起きたあとの対応が重要だ、とか。

「に」「を」を正しく使う

うーん、これは理屈ではなく、習うより慣れろ的なものだよな。

コンビニでは野菜も置いてある
→コンビニには野菜も置いてある。

1人ひとりが個別で食事を取っている家庭が多い。
→1人ひとりが個別に食事を取っている家庭が多い。

次のようなポイントを留意したい。
→次のようにポイントを留意したい。

この本を気に入った
→この本が気に入った。

多くのテレビ局でワイドショー番組がやっている
→多くのテレビ局でワイドショー番組をやっている

「助詞・助動詞の辞典」に例文をあげなら丁寧に説明されているとのこと。

「で」「の」の混入を避ける

これも、意識していないと、「で」や「の」を無駄に入れている。

軽井沢でのお土産話をきいた。
→軽井沢のお土産話をきいた。

米国の自動車メーカーではさらに深刻で・・・
→米国の自動車メーカーはさらに深刻で

ぼやかして書かない

「~の中で」とか、「~したり」とか、「~など」とか、ようは横着してなんとなくで書いてしまう。ちゃんと具体的に丁寧に言葉を選んでかけということ。

多くのお客様と接する中で・・
→多くのお客様と接して経験を重ねながら・・・

「ことで」でつながない

原因や手段や前提を全部「ことで」ですませてしまうのは文章が単調になってようない。ようはこれも横着なだけだ。

外国人と接する機会が増えることで、外国語力が向上する。
→外国人と接する機会が増えれば、外国語力が向上する。

意味のない言葉かかない

わかっちゃいるけどね、ついつい、文章の体裁を整えようと、意味をうまない言葉をいれてしまうよね。基本的には、とか。

私はいつも言葉遣いに対して気を配っている。
→私はいつも言葉遣いに気を配っている。

(おまけ)文章力とは

1.よいテーマをみつける
2.テーマに関するさまざまな事象に連想を広げる
3.その中で書くべきことを峻別する
4.書くべきことを構造的に把握する。脈絡無しに言葉をならべてもだれも聞いてくれない。
5.そこに自分独自の視点を加える
6.読み手の立場、心情、知識レベルを加味する。
7.簡潔・明瞭な言葉で表現する

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