いろんなものはつながっている

GARAPAGOSではなくAQUOSがCCCとタッグを組んでいたら。。と勝手に想像してみる

Appleが音楽業界に革命を起こし、引き続きAppleやAmazonが電子書籍で出版業界に革命を起こしつつある。次に革命が起こる業界は放送業界という議論をよくみかける。

音楽をCDのようなメディアで購入する形態からオンラインで購入する環境が整い、時間や場所を選ばずに音楽を購入し楽しむことが可能となった。また、本は電子化することで何冊も持ちあることが可能になり、ブックリーダがネットにつながることで場所や時間を選ばす本を手にすることができるようになった。

放送業界の革命も、好きなときに場所を選ばず好きなコンテンツをみれるというのが基本路線になるのではないかと思う。ちなみにHuluのコーポレートスローガンは「Anywhere, Anytime」。

現在、放送業界革命のイニシアティブをどこがとるかで、Amazon、Apple等々が激しくしのぎを削っている。

いろいろなところでいわれていることだが、ユーザにある体験を提供するには、ハード、プラットフォーム、コンテンツをトータルにコーディネイトして提供する必要がある。AppleもAmazonもデバイスだけでもなくコンテンツを電子化するだけでもなく、デバイス、プラットフォーム、コンテンツを掌握しこれらトータルで「好きなときに場所を選ばず好きなコンテンツを楽しむ」ことをユーザに提供している。
GARAPAGOS1

いわずもがな、AppleはiPodを提供し、iTunes Storeを整え、iTunes Storeに楽曲を提供するように音楽業界を導いた。出版・映像の分野ではアマゾンが同様のことをねらっているだろう。KindleやKindle fireを発売し、すでに圧倒的なコンテンツ量をほこるAmazonに接続しそれらのコンテンツを提供しようとしている。

Appleはハード側から、Amazonはコンテンツ側から、映像・音楽をAnytime, Anywhereで提供するトータルな環境を掌握することをめざしているともいえる。

一方、日本の電機メーカも「好きなときに場所を選ばず好きなコンテンツを楽しむ」というコンセプトで製品を投入していると思われる。ただ、少し異なるアプローチをとっている。レグザリンクソニールームリンクのように、大容量レコーダにあらゆるコンテンツを保存し、再生デバイスをリンクすることで好きにときに好きなコンテンツをみれるという環境を提供している。

日本の電機メーカにとっては、再生がストリーミングになってしまって都合が悪い。家庭からレコーダとメディアプレーヤがなくなってしまう。だからアクトビラを発展させてオンデマンドで番組や映画がみれてしまっては困るわけだ。レコーダやメディアプレーヤは不要になり、テレビとタブレットだけになってしまう。

ふと思い出しただが、2010年にシャープがGARAPAGOSを発売したとき、コンテンツ配信に関してCCCと提携した。この提携はわずか1年たらずで解消されてしまうわけだが、この提携がGARAPAGOSに関してではなくAQUOSに関してのものだったら何か変わっていただろうかと考えてしまう。

シャープは他の総合家電メーカと体力勝負になったら勝ち目はないので他社と同じ大容量+ホームリンクのアプローチではなく、CCCと提携しデバイス、プラットフォーム、コンテンツのトータルで「好きなときに場所を選ばず好きなコンテンツを楽しむ」ことを提供したら面白かったのかもしれない。レコーダやメディアプレーヤはあきらめてテレビ、携帯電話、タブレットにしぼり、CCCと協力してユーザがコンテンツにアクセスする環境を整えいたら何か違った展開になっていたかもと勝手に想像してみる。

GARAPAGOS2

AQUOSテレビに無線LANを標準で搭載し、ソフトバンクがヤフーBBを普及させるためモデムを配布したように、家庭用の無線LANルータを配ってもいいし、AQUOS携帯をテレビの操作端末としてもいいし。これでGARAPAGOS並みに広告をうてば何かが違った展開になっていたかな、これもGARAPAGOSなみにこけてしまったかな。

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