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ソーラーパネルの営業マンはどれだけ頑張らないといけないか?

太陽光発電や風力発電など、再生可能エネルギーの話題がたびたびでる。再生可能エネルギーとよく比較されるのは原発の発電能力。それでは、原発1基分の発電量を太陽光発電でまかなうために、ソーラーパネルの営業マンは、何戸と契約しないといけないのだろうか?

原発1基の出力は、種類にもよるが、おおよそ100万kWとしよう。その原発の1年間の発電量は、稼働率を80%とすると

100万[kW] x 365[日] x 24[時/日] x 0.8 ≒ 7.0 x 109kWh

となる。

一方、家庭に設置されたソーラーパネルの1年間の発電量は、ネット等で調べる(*)と3500~4000kWhとある。

したがって、原発1基分の発電量をまかなうには、

7 x 109[kWh] / 4.0 x 103 = 180[万戸]

おおよそ180万戸の家にソーラーパネルを設置する必要がある。

この手の計算は、ネットでちょっと探してみても、多くの方がやられていて、上記の計算結果もそれらの数字とだいたい同じである。

では、「180万戸」というのはどれくらいの規模なのか?これがピンとこない。自分が住んでいる街の全戸にソーラーパネルをつければ原発1基分の発電量をまかなえるのか?それとも自分がすんでいる県の全戸に設置する規模なのか?

気候が比較的よく戸建が多そうな静岡県の家にソーラーパネルを設置することを考えてみる。静岡市の世帯数をしらべてみると(*)約28万。180万には全然足りない。静岡県全体でみてもようやく約140万世帯。静岡県の全世帯にソーラーパネルも設置しても、原発1基分の発電量には及ばない。(実際には、マンションのような集合住宅もあるので世帯数 > 戸建数となり、ソーラーパネルでの総発電量試算はもっと低くなる)

エネルギーを確保するってのは、大変なんだと改めて思ってしまう。

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